小説家になろうで掲載されている「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。」は、小説全般の中でもトップファイブに入る面白さでした。
小説家になろうの作品は序盤は面白くても途中でダレて読まなくなる作品が多くありますが、本作は読み最後まで楽しく読み進めることができました。
何故面白いのか考えたところ、この小説は読者が感じるストレスを極力排除しているように感じます。
ストーリー
異世界に召喚された高遠夜霧(たかとおよぎり)は即死能力の持ち主です。
夜霧が「死ね」と言うと相手は死にます。要するに「エターナルフォースブリザード、相手は死ぬ」です!
チート能力者、ドラゴン、勇者、地球の王、神、星喰いなどの最強の存在が即死します。おっさんと美少女が同じように即死します。
登場する敵はみんな強そう!「小説家になろう」に登場しそうなチート主人公や天災クラスのバケモノがうじゃうじゃ登場します。「神に力を与えられた」「レベル53万」「死に戻り」「時間支配」「地球の支配者」「星を食らうモノ」などなど。彼らは自分が最強であることを理解しています。夜霧に関わらなければ最強のままでいられたのに…。
会話進行が多く背景説明が簡潔
会話文が多く会話が主体で物語が進んでいきます。
世界観や能力の説明が簡潔です。
「〇〇のマナが、うんぬんかんぬんでステータスのスキルが〇〇で、魂を集めて属性進化して~、レベルとは魂で~」というような読むのがしんどい説明がありません。分かりやすく簡潔に説明しています。
この簡潔で分かりやすい文章に作者のレベルの高さを感じます。
戦闘描写が短い
主人公にいたっては戦闘描写がありません。「死ね」と言ったらバタバタと死んでいきます。
どうせ主人公が勝つなら戦闘自体をショートカットしようということですね。
主人公が勝つと分かっているのに苦戦したり長ったらしい戦闘描写は読むのがしんどいですしね。
シーンの切り替わりが少ない
小説を読む上でリズムを重要視しています。こういうのはとてもストレスを感じます👇
テンポよく小説を読んでいき、展開が進み盛り上がってきました!そこで、別シーンに切り替わりました!
これ、すごいストレス感じますよね。意味深な発言してシーン切り替えしてうやむやにするパターンが多いですけど。少年漫画はほどんとこういうパターンですけど泣。
本作品はシーンの切り替わりがほとんどありません。心地よいリズムが続きます。
登場キャラクターがみんな強そう
登場するキャラクターがみんな強そうです。イメージできうる最強キャラがどんどんと登場します。
勘違い系、ヤレヤレ系、ハーレム系、レベル限界突破、時空を操る、星を喰うなどのキャラクターと多彩です。なろう系作品のチートキャラはあらかた登場します。
「こんな化物に勝てるの?」と思ってしまいますが、雑魚も、一般人も、王様も、勇者も、魔人も、神もみんな同じようにサクッと死んでいいきます。
雑魚と神が同じレベルで死んでいきます。
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